2023.07.13 【LED照明特集】三菱電機照明 「misola」 天井埋込型などそろえる 時の移ろいを表現

青空照明「misola」

 三菱電機照明は、青空照明「misola(みそら)」を訴求する。天井埋込形、グリッド天井用、壁埋込形を取りそろえ、用途やシーンに応じて導入できるラインアップが強みだ。

 みそらは、青空を模したパネルと太陽光の差し込み感を表現するフレームを組み合わせたLED照明になる。天井埋込型では、フレーム部の3面を光らせ、残り1面を影のようにすることで、自然な太陽光の差し込み感を演出する。

 奥行き感のある青空が圧迫感を軽減し、すっきりとした解放感をもたらすとともに、用途に合わせて空の表情を変える雰囲気づくりが可能だ。

 壁埋込形は、フレーム部が2面点灯し、影も2面になる。窓のない屋内空間であっても奥行き感のある青空を再現することで、開放感や安らぎが得られる効果が期待できる。一日の時間に合わせて空の表情を移行することで、屋外とのつながりを演出する。

 色の異なる複数のLED光源の発光量を変化させることで、青空に限らず、時の移ろいを感じさせるシーンに合わせた色に変化させる。「森の昼空」「海の昼空」「移ろう空(朝/夕)」「移ろう空(夜)」の4シーンに切り替えられる。昼シーンはフレーム部分を明(100%)、中(75%)、暗(50%)に段調光できる。

 光色は専用リモコンによる手動切り替えに加え、専用制御機器を使ってスケジュール制御を行う自動切り替えの2タイプをそろえる。スケジュール制御を使い、移り変わる空の表情と空間の光環境を連動することで、外と内のつながりを自然に演出できる。

 みそらは、休憩コーナーやエントランス、エレベーターホールなどのオフィス空間をはじめ、保育園、病院などさまざまな業種・業態で導入が進んでいる。オフィス空間では、リラックスや気分転換できる雰囲気づくりの一環として、社内のコワーキングエリアに設置された事例もある。

 一般的な照明器具と同等の厚さ120ミリメートル以下の薄型構造であり、施工面も配慮されている。