2023.07.19 ワーナー・ミュージック、TikTokと契約 SNS収益化

TikTokのロゴ

 米ワーナー・ミュージック・グループは18日(現地時間)、中国系動画共有アプリのTikTok(ティックトック)と、ライセンス契約を結んだを発表した。SNSでの収益拡大が狙いで、複数年計画。契約額など詳細は発表されていない。アーティストや作詞家・作曲家らに収益化の機会を提供する。

 ワーナー・レコード・ミュージックとワーナー・チャペル・ミュージックの楽曲レパートリーが、TikTokやその商用音楽ライブラリーなどで利用できるようになる。

 ワーナー所属のアーティストらは、10億人超のTikTokユーザーにアクセス可能になる。楽曲に加えて、グッズやチケット販売、デジタルグッズやサービスなどの新たな収益化も期待できるという。さらに、契約を通じて新たな収益モデルの共同開発も進める。

 (20日付電波新聞紙面に掲載します)