2023.08.18 東北大学が透過型偏向器を開発 テラヘルツ波の広角走査と高い電力効率実現 6G通信などで応用が期待
東北大学大学院の金森義明教授らの研究グループは、テラヘルツ(テラは1兆の意)波の伝播方向を自由に変えることが可能な透過型偏向器を開発した。0.3~0.5テラヘルツの周波数帯において、世界で初めて74度の広角な偏向走査を実現。第6世代移動通信システム6Gをはじめ、医療、バイオ、農業、食品、環境、セキュリティーなど幅広い分野での応用が期待される。研究成果は7月31日付の米光学会誌「Optics Express」に掲載された。
世... (つづく)