2023.08.21 【ミリ波】8月ジャーナリズムに思う
台風被害と交通機関の混乱に翻弄(ほんろう)された感の盆休みだったが、遠出を諦めた分、終戦の日を挟んで放送された特集番組や新聞、雑誌の企画記事に多く触れることができた▼8月ジャーナリズムと、この時期にだけ戦争と平和を考える論調が幅を利かせるメディアの在りようがやゆされるが、それでもやめないのは戦後78年を経て、被爆や空襲、戦線での直接体験者が少なくなったことに加え、メディアが戦意高揚や情報操作に加担した自責の念があるからだと思っている▼若い記者や番... (つづく)