2020.02.25 マイクロフォーサーズシステム規格 新たに3社が賛同

 オリンパスとパナソニックは、08年に共同でマイクロフォーサーズシステム規格を発表し、同規格の普及に努めてきたが、このほどYONGNUO社、MEDIAEDGE社、Venus Optics社が同規格に賛同し、これに準拠した製品の開発を進めていくことになった。

 YONGNUO撮影器材は、デジタルカメラ用の交換レンズ、スピードライト、ビデオライトなどの撮影器材を開発・生産・販売。「世界の美しさを映す・幸せな生活を写す」ことが会社の使命であると考えている。情報化社会の映像分野で、社員一人一人の力を合わせ、優れた製品を開発・生産し、社会に貢献している。

 MEDIAEDGEの実現する映像システムは、17年以上の開発、販売実績により様々な業種、業態のユーザーに数多く採用され、日本と世界各地で長年稼働している。ソフトウエアとハードの両方の開発を連携して行い、常にユーザーが安心安全に使える映像システムを提供している。

 Venus Optics社は、光学業界のエキスパートと写真愛好家が集結して、13年に中国安徽省に起業した光学メーカー。創業以来、LAOWAレンズは世界40カ国以上で販売され、その独創的かつ高性能な製品群は世界的に話題となっている。18年には自社工場を移転拡大して、より大きな需要にも応えられるよう努めている。

 3社の参加により、今後これらの企業の製品がマイクロフォーサーズのラインアップに加わる。共通規格ならではのラインアップの発展性は、映像の楽しみ方をさらに広げていく。

 オリンパスは、フォーサーズシステム、マイクロフォーサーズシステム規格の提唱企業として、今後も両規格のラインアップ拡充を図り、ユーザーの多様なニーズに合ったデジタル一眼システムを提案していく。