2023.09.20 【冷蔵庫特集】パナソニック 9WPXシリーズ、「うまもり保存」搭載 冷凍保存時の食品劣化抑制

「うまもり保存」を新搭載したIoT対応冷蔵庫9WPXシリーズ(写真はNR-F659WPX)

 パナソニックは、冷凍食品の霜付きや乾燥を抑制し、約1カ月後もおいしさを守る「うまもり保存」を新搭載したIoT対応冷蔵庫NR-F659WPXなど、9WPXシリーズの提案に力を入れる。

 内食化で冷凍食品を活用する人が増える中、冷凍室についての一番の悩みは食品の劣化によるおいしさの減少だ。

 うまもり保存は、冷凍保存時の食品劣化を抑制し、約1カ月後もおいしさを守る。

 保存中の温度変動を抑えることで、食品の乾燥や酸化を防ぎ、味や食感、香りを保つ。冷凍室の開閉時に入る外気をブロックし、保存中の温度変化から守る「うまもりカバー」で、カバー内の温度変化は従来比約3分の1に抑制する。

 このため食品の水分の蒸発を防ぎ、霜付きや乾燥を抑制しておいしさを守れる。保存袋開封後の冷凍食品や、ホームフリージングした食材もおいしく保存でき、日々の食事作りに役立つ。

 凍結速度を業務用レベルに高めた好評の「はやうま冷凍」と新搭載うまもり保存の二つのおいしい冷凍を実現することで、より豊かな食生活を提案していく。

 うまもり保存は、保存中の温度変動を抑えることで、食品の乾燥や酸化を防ぎ、味や食感、香りを保持することができる。特に酸化しやすい魚で、脂の酸化によって生成する成分が低減することも確認された。

 また、IoT連携によって、停電時の保冷を長続きさせる、業界初「停電そなえモード」も搭載している。アプリで暴風/暴風雪警報を受信すると自動で予冷運転を開始し、停電の際も約5時間保冷が続き、食品廃棄ロスを減らせる。

 さらに、IoT連携によりクラウド上の人工知能(AI)が生活パターンを分析学習して家庭ごとの使用状況に合わせ霜取り運転を最適化し、無駄な消費電力を削減する「AIクーリング」も新たに搭載している。

 9WPXタイプは定格内容積650リットル/600リットル/550リットルをそろえる。