2023.10.02 生まれ変わる「ケーブル4K」 地域の映像コンテンツを軸に活性化めざす

 ケーブルテレビ(CATV)向け4K専門チャンネル「ケーブル4K」を新たなチャンネルとして多彩な地域の映像情報を軸とした地域活性化の促進を目指す。

 ケーブル4Kを運用している日本デジタル配信(JDS)は、CATV事業者とJDSが持つCATV業界のプラットフォーム機能を連携・融合させて、地域の映像コンテンツを軸にした情報発信、地域の課題解決、地域共創など、地域の活性化を促す「satonoka」プロジェクトの始動に伴い、「ケーブル4K」の基本コンセプトを一新させる。

 satonokaのコンセプトは、これまで業界統一4K専門チャンネルとして位置づけていた「ケーブル4K」で培った4K放送のノウハウをベースにしつつも、4K映像には固執せず地域の魅力を幅広く届ける映像を編成するなど、より地域に寄り添ったチャンネルとなること。

 12月1日から、4Kチャンネルの「satonoka 4K」(旧ケーブル4K)と、新たにHDチャンネルの「satonoka TV」の2チャンネル体制として、配信を開始する

 両チャンネルは、「地域の魅力 つなげる、つながる」をスローガンとして、放送、みるプラス(IPVOD)やSNSを通じて、より多くのCATV事業者と結び、より多くの視聴者に届く、ケーブルテレビ業界共通のコンテンツ配信プラットフォームを目指す。

(5日付の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)