2023.10.05 【ハイテク新技術】東北大学の国際共同研究チーム 車体や建物を充電に使う3Dカーボン材料を開発3Dプリンターで強度と機能性融合 全く新しいエネルギー貯蔵へ貢献
階層的多孔質カーボンマイクロラティスの外観と電子顕微鏡写真。(a)造形後・炭素化後・MgOナノ粒子脱離後の各段階での試料の外観。(b)走査電子顕微鏡と透過電子顕微鏡による4段階の多孔質構造の写真
概 要
持続可能な社会基盤を築くため、各種再生エネルギーやその貯蔵技術の需要が高まっている。近年、よりイノベーティブな、車体や壁・柱など荷重を支える構造体そのものを蓄電材料としても扱う「構造的エネルギー貯蔵」という発想が注目されている。構造と機能を融合させる未来技術の実現が期待されている。
東北大学材料科学高等研究所の工藤朗助教、唐睿特任助教(研究当時)、折茂慎一教授、西原洋知教... (つづく)
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