2023.11.01 設備保全 、「状態基準保全」に注目 センサーでリアルタイムに状態把握 効率的で長寿命化も
広域モニタリングシステムで設備の稼働状況を遠隔監視できる
設備保全の方法として「状態基準保全(CBM)」が注目されている。センサーでリアルタイムに設備の状態を把握し、必要な時期に必要な保守を行う手法だ。定期的にメンテナンスする従来の「時間基準保全(TBM)」に対し、効率的な保全が可能で、設備の高寿命化にもつながると期待される。
TBMは定期的に設備の稼働を停止して保守を行うため過剰なメンテナンスとなり、交換の必要性が低い部品を交換するなど非効率な面があった。
... (つづく)