2023.11.08 【カーエンターテインメント特集】Nextbase Japan ドライブレコーダー、事故時に自動でSOS スマホで情報連携

SOS機能などが特徴で使い勝手もよい(写真は522GWR)

梶田 代表梶田 代表

 英国発のドライブレコーダー「NEXTBASE(ネクストベース)」を展開するNextbase Japan Limitedは、安心して旅ができる、本当に使えるドライブレコーダーとして製品提案を進めていく。

 ネクストベースは、前後の高性能カメラなどドライブレコーダーに必要な最新機能を搭載するだけでなく、独自のアルゴリズムで事故時に自動でSOSができる。スマートフォンとつながりクラウドで情報連携も可能だ。

 同社は2015年に初号機を発売し、現在は世界18カ国で展開。累計販売台数は550万台を突破している。本社のある英国では8割のシェアを誇るほど。米国でもシェア1位を取るなど、着実に成長をしてきている。

 4月から日本市場に本格参入し、全国のイエローハットとアマゾンで発売を始めた。さらにジェームスやオートバックスでも展開を始めることになり、今後は店頭での提案も強化していく。梶田耕太郎・日本代表は「ECと店頭と、面での提案ができるようになった」と話す。

 他社製品との大きな違いはSOS機能だ。独自のアルゴリズムで事故時に自動で救急要請を出すもので、世界では既に1千数百件に上る救急支援をネクストベース経由で行った実績もある。本体の位置情報に加え、スマホアプリに登録した車両や運転者の情報、血液型やアレルギーなどの医療情報などを提供するため、速やかな救助につなげられる。

 通信はスマホと接続して行う。専用のアプリで記録映像を管理でき、各種情報はクラウドで共有可能だ。記録した情報はスマホなどの端末で確認でき、データを家族や保険会社などの登録済みのアドレスへ送信することもできる。

 SOS機能は、初年度は無料で使え、2年目以降は月390円、年契約で4280円となる。梶田代表は「月単位での契約ができるため、必要な時にだけ契約して使うこともできる」という。

 さらに、アマゾンの人工知能(AI)アシスタント「アレクサ」にも対応する上位機もあり、音声によるドライブレコーダーの操作ができる。クルマのスピーカーと接続ができる場合は、音楽やニュース再生といったアレクサのスキルを活用できるようになっている。

 取り付けも省スペースでできる。特許を取得しているGPSも搭載したマグネット式のマウントで、配線も目立たず車内のデザインを損なわないで取り付けられる。「モニター画面などが下に張り出しフロントガラス前方の視界を妨げることもない」(同)。

 製品は標準モデル3機種、SOS機能が付く独自機能モデル4機種をそろえる。4月の発売以降は販売も順調だ。

 梶田代表は「事故時の記録というお守りの存在ではなく、運転時にいつも使えるドライブレコーダーになっている」とみている。今後は販売店と連携したキャンペーンをはじめ、地域に合わせた施策を打っていく計画で、新車時の装着に加えて既販車の買い替えなども促していく。