2023.11.20 シチズンマシナリー国内外の生産体制を強化基幹部品の本社新工場が稼働

8年ぶりに開催したプライベート展示会「CFA2023」

 工作機械のシチズンマシナリーは、時計事業と並ぶグループの中核事業を担う。2024年度の売上高は860億円を目標に据え、30年度までに1000億円の達成を目指し、国内外の生産体制の強化を進める。

 軽井沢本社(長野県御代田町)の新工場は5月に稼働を開始。工作機械に取り付ける基幹部品のスピンドル(主軸)を一括生産し、鉄材の精密な仕上げ加工を行う。立ち上げで基幹部品の生産能力は6割増強となる。

 海外では、主力工...  (つづく)