2023.11.20 マクセルが円筒形全固体電池の大容量化を実現 従来品の25倍 信頼性や耐熱性維持

容量200mAhの円筒形全固体電池「PSB23280」試作品

 マクセルは、2023年6月に量産を開始している硫化物系固体電解質を使用したセラミックパッケージ型全固体電池(PSB401010H)の容量の25倍に相当する、200mAhの大容量化を実現した円筒形全固体電池の開発を進めている。

 新しい円筒形全固体電池「PSB23280」は、高密閉の円筒形外装体を新規に開発したことで大容量化の実現とともに、従来品と同様の長期信頼性や耐熱性を維持している。サンプル出荷は、24年1月下旬を予定。  (つづく)