2023.12.19 エディオン、橫浜に関東初の旗艦店 横浜駅すぐの商業施設2~7階 売り場面積約1万2000平方メートル

エディオン横浜西口本店

あいさつする久保会長兼社長あいさつする久保会長兼社長

あいさつする角田店長あいさつする角田店長

エディオン初のフェムテックのコーナーエディオン初のフェムテックのコーナー

eスポーツ対戦場「オクタゴン」eスポーツ対戦場「オクタゴン」

プラモデルのビルドスペースにはニトリの家具を使用しているプラモデルのビルドスペースにはニトリの家具を使用している

エリア最大級のリフォームコーナーエリア最大級のリフォームコーナー

家電とニトリの家具を組み合わせて展示をしている家電とニトリの家具を組み合わせて展示をしている

2階に設置された「モンスターガチャ」2階に設置された「モンスターガチャ」

フェムテックコーナー初開設

 【横浜】エディオンが関東初の旗艦店と位置付ける「エディオン横浜西口本店」(横浜市西区)を15日にオープンした。横浜駅から徒歩約5分に立地する商業施設「CeeU Yokohama」の2~7階に出店。同社店舗で3番目の広さで、売り場面積は約1万2000平方メートル。都市型の大型店舗としては、なんば本店(大阪市中央区)、広島本店(広島市中区)、京都四条河原町店(京都市下京区)に続く4店舗目。神奈川県内では、11店舗目のオープンとなり、出店の強化でシェア拡大を目指す。

 オープン直後は、6階のゲームコーナーや、7階のおもちゃ売り場でフロア半周分ほどの会計待ちの列ができるなど大盛況となった。買い物袋を両手いっぱいに抱える来店客の姿もあった。同店のシンボルでもあり、31日までの期間中、税込み5000円以上の購入で回すことができる「モンスターガチャ」にも多くの来店客が挑戦した。

 同店のコンセプトは「ワクワクを買いに行こう。--買い物ゴコロを刺激する、家電と遊びの新体験--」。商品の体験やイベントを充実させ、エンターテインメント性があり長時間滞在してもらえる施設を目指した。角田圭店長は「エンターテインメント性のあるコンテンツやイベント性のある内容を各フロアに点在させた。お客さまが一日中楽しめるお店を実現していく」と力を込める。

 来店客が自由に試せるワイヤレスイヤホンのコーナーや、資本提携したニトリの商品を組み合わせた家電製品の展示、「エリア最大級」(角田店長)となるリフォームコーナーなど、実際に商品を使う場面を想像しながら購入ができる売り場となっている。

 3階には、エディオン初の試みとなる女性ならではの課題をテクノロジーの力でサポートするフェムテックのコーナーを設けた。商品の販売に加え、情報発信にも力を入れており、コーナーの中心にはイベントブースを設置。売り場は、ピンクの木目調で「気軽に入って長い時間が過ごせる空間」(マーコム統括部プロモーション部ブランドPR課・渡邊綾子課長)となっている。

 6階に設けたeスポーツの対戦場「オクタゴン」では、ゲームイベントを通してプロの技を近くで見ることができる。同店が商圏とする横浜エリアは、若者が多く、若年層の集客を狙う。オープン当日に開催されたイベントは、事前応募を含め、90件ほどの応募があった。当面は、イベントでの活用となるが、今後、一般への開放や、なんば本店や広島本店との遠隔での対戦も検討している。

 7階のおもちゃ売り場には、プラモデルの組み立てや塗装ができるビルドスペースを県内の家電量販店で初めて設置。キャラクターのフォトスポットやプラレールの模型の展示もあり、子どもから大人まで楽しめるコーナーとなっている。

 久保允誉会長兼社長は「劇場型アミューズメントパーク」を店づくりのコンセプトとしたと話し「商品が持っている機能や価値、楽しさ、ワクワク感を販売していく」と力を込めた。従業員数は190人、駐車場は提携駐車場を含め、約200台が利用できる。