2023.12.29 サステナビリティーで最高評価 富士フイルムBIが3年連続

 富士フイルムビジネスイノベーション(富士フイルムBI)は、国際的な評価機関 EcoVadis社によるサステナビリティー調査で、最高位となる「プラチナ」評価を獲得した。

 プラチナ評価は、世界中の評価対象企業のうち上位1%に入る企業に授与。同社は3年連続で獲得した。

 EcoVadis社のサステナビリティー調査は、企業の「環境」「労働・人権」「倫理」「持続可能な調達」の4テーマで方針や取り組みを評価している。

 これまでに10万社が評価を受け、サプライヤー選定に活用している。今回、4テーマの中から「環境」と「持続可能な調達」で高評価を得た。

 同社は、オフィスで使用する複合機やプリンターの消費電力を低減する技術開発に取り組み、低温定着性を有するSuper EA-Ecoトナーの開発など、省エネルギー性能の向上を図ってきている。

 さらに、性能や安全性を確認した上で積極的に部品をリユースしており、2022年9月には、部品リユース率が最大84%(重量比)となる再生型フルカラーデジタル複合機「ApeosPort-Ⅵ C RC」シリーズを発売した。

 また、取引先企業とCSR(企業の社会的責任)調達における方針の共有や、CSR評価を行っている。