2024.01.03 【2024年の業界展望】脱炭素への貢献、日本の高い技術を発信 日本冷凍空調工業会・尋木保行会長
尋木 会長
昨年は、新型コロナウイルスの感染がようやく収束に向かい落ち着いてきたが、ロシアのウクライナ侵攻に加え、中東問題などもあり、世界情勢の不安定さは従来にも増して高まっている。日本経済は全体として緩やかな回復傾向が続いているが、円安の影響もあり、食料品や光熱費などでコストプッシュ型の物価上昇がみられ、それに伴い住宅投資や耐久消費財の消費は横ばいから弱含みの状況にある。
地球環境においては、日本では昨夏の記録的な猛暑、世界では熱波に... (つづく)