2024.01.02 各地の家電量販店、初売りが幸先よくスタート 脱コロナを印象付け

福袋目当ての来店客が殺到したヨドバシカメラマルチメディアAkiba=1日、東京都千代田区

 2024年の幕が明け、各家電量販店は元日または2日から初売りを開始した。来店客数は昨年より増加傾向にあり、東京都内の大型店舗では福袋を求めて開店時に2000人近くが並ぶなど、脱コロナを印象付けている。外出機会が増えたことで、ミラーレスカメラや理美容家電などが売れている。物価高など市場の不透明感は残るが、家電流通の現場では幸先の良いスタートを切った。

 ヨドバシカメラマルチメディアAkiba(東京都千代田区)は1日午前8時から初売りを開始。恒例の福袋「夢のお年玉箱」を求め、前日昼頃から100人ほどが並び、オープン時で約1800人に拡大。10時には約3500人にまで福袋の購入客が増えた。

 同店副店長は「昨年より明らかに来店するお客さまは多い。いいスタートを切った」と手応えを語る。福袋も昨年より2割増やして対応するも、午後2時ごろには8割以上が売れた。ファミリー層などの姿も目立ち、多くの来店客で店内はにぎわった。

 ビックカメラ有楽町店(東京都千代田区)も1日午前10時から初売りを開始。数量限定「福箱」の先着販売は、オープン前の午前9時から店頭特設会場で販売した。

 iPadなどの人気商品をそろえた抽選販売も開店前の午前9時にスタート。抽選と先着を合わせて早朝から約560人が並んだ。ビック全体では元日の売り上げがミラーレスカメラで前年比8割増、メンズシェーバーで5割増となった。

 ヤマダデンキテックライフセレクト仙台あすと長町店(仙台市太白区)は、2日午前8時に開店。開店前には目当ての商品を求め、300人以上が列をつくった。特に福袋や日替わり商品が人気で購入者が殺到。店長は「コロナ感染症も落ち着き、初売りには多くの買い物客が訪れると思っている」と話す。

 上新電機日本橋店(大阪市浪速区)も2日午前10時から初売りをスタート。開店前に70人近い列ができ、来店客はそれぞれ目当てのフロアに直行した。店長は「空気清浄機やメンズシェーバー、暖房器具、パソコン関連、テレビとまんべんなく好調。特にゲーム売り場は人が多い印象だ」と語った。
(3日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)