2024.01.05 【世界の主要電子・情報通信展示会特集】スマートエネルギーWeek春 世界最大級の新エネルギー総合展
昨年のにぎわった会場の様子
スマートエネルギーの展示会「第21回スマートエネルギーWeek春」(主催=RX Japan)が2月28日~3月1日の3日間、東京ビッグサイトで開催される。
水素・燃料電池や太陽光発電、二次電池、スマートグリッドなどの技術が一堂に会する世界最大級の新エネルギー総合展。
今年は国内外から1600社の出展が見込まれ、昨年より1.3倍多い200講演を予定している。
2050年カーボンニュートラル実現に向け、いっそうの普及が期待される再生可能エネルギー。世界最大級の新エネルギー総合展である同展では、水素・燃料電池、太陽光発電、二次電池、スマートグリッド、洋上風力、バイオマス発電、ゼロエミッション火力などあらゆる技術が訴求される。
展示会は七つの展示会で構成され、併せて「脱炭素経営EXPO」「サーキュラーエコノミーEXPO」も開かれる。
二次電池展(バッテリージャパン)では、再生可能エネルギーとEV(電気自動車)普及の鍵を握る二次電池の研究開発のほか、技術、部品・材料、装置が展示される。
スマートグリッドEXPOではVPP(仮想発電所)やDR(デマンドレスポンス)関連技術、エネルギーマネジメントシステム、蓄電池、EV活用など、ITを活用し電力を需給調整するための関連製品・技術が並ぶ。
水素・燃料電池展には、水素を「つくり」「はこび」「ためて」「つかう」ための、あらゆる技術、部品・材料、装置、燃料電池システムがそろう。
ゼロエミッション火力発電EXPOには電力・ガス会社、発電事業者、プラントメーカーなど火力発電の専門家が全国から来場。火力原子力発電技術協会と共に、低炭素・高効率の次世代火力発電システムを紹介する。
同時開催の脱炭素経営EXPOでは、再生可能エネルギー、自家消費型太陽光、エネルギーマネジメントシステム、省エネ設備など、あらゆる企業向け脱炭素ソリューションが提案される。
スマートエネルギーweekは秋にも、幕張メッセ(10月)、インテックス大阪(11月)で開催予定。