2024.01.05 平山哲雄前電波新聞社社長 死去 電機業界内外の発展に寄与

 電波新聞社代表取締役社長や会長を歴任した平山哲雄(ひらやま・てつお)氏が2023年12月28日午前1時35分、肺がんのため、77歳で死去しました。通夜、告別式は近親者で済ませました。喪主は妻乃ぞみ(のぞみ)さん。

 東京理科大学工学部卒業後、九州松下電器を経て1969年電波新聞社入社。73年に取締役、78年に代表取締役副社長に就任しました。90年に創業者の平山秀雄氏から代表取締役社長を引き継ぎ、以降約30年にわたり電波新聞社の経営に当たってきました。

 その間、新聞だけでなく、次代の電機業界を担う若者の育成を目指してコンピューターやゲームのユーザー向け雑誌の発行にも尽力。また、ニューヨーク、デュッセルドルフ、ソウル、マニラの各支局の開設も手掛けました。2017年、代表取締役社長を平山勉氏に譲り会長職を務めていました。社業以外にも1991年に東京経営者協会常務理事や、熊本朝日放送取締役、テレコムサービス協会常任理事、音楽鑑賞振興財団評議員、昭和池田記念財団理事などを歴任。電機業界内外の発展に寄与しました。

 後日、関係者の皆さまに向けお別れの会を開催する予定です。なお、勝手ながら香典、供花などは固くご辞退申し上げます。  電波新聞社