2020.03.31 PDN、自然で迫力音声の静電型スピーカ
マーティン・ローガンの静電型スピーカ「EM-ESL X」
PDNは、マーティン・ローガン独自のESL技術を搭載したパッシブ・タイプのエレクトロ・モーション「EM-ESL X」を4月下旬から発売する。価格は80万円(ペア・税別)。
「EM-ESL X」は、マーティン・ローガンの静電型スピーカの魅力を、よりカジュアルにスタイリッシュなデザインで楽しんでもらうことをコンセプトに設計されたハイパフォーマンス・モデルとなる。
静電パネルとウーハー・ユニットの組み合わせで生み出される自然かつ迫力のある音で、幅広いジャンルの音楽を堪能することができる。
静電パネルスピーカは、原理的に前面と背面で等しく音を放射するが、その位相は逆位相になる。さらに比較的大きいサイズの静電パネルは、側面の出力が従来のスピーカに比べて非常に低く、音や音像の濁りの原因となる側壁反射を最小限に抑える。
中高域を受け持つ静電パネルに対し、自然なつながりの低音を再現するために硬質・軽量の振動板を採用した20センチメートルウーハーを2基搭載している。
平行面を持たないスピーカキャビネットを採用することで内部の定在波を解消し、歪みのないクリアな低音再生を実現した。