2020.03.31 【関西版】ドコモ、22の5G対応ソリューション25日から受け付け・提供開始

 NTTドコモは25日から、次世代高速通信規格5Gに対応した22のソリューションの受け付け・提供を開始している。このうち6ソリューションについてはパートナー企業の商材を組み合わせ、申し込みから請求までドコモがワンストップで提供する。

 同社は18年2月から「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」として3300社超(3月時点)のパートナー企業との協創を通じ、300を超える5G活用モデルの実証に取り組んできた。

 このたび25日の5Gサービスの提供開始に合わせ、社会課題の解決につながるソリューションを中心に受け付けを開始した。

 ソリューションの一部はネットワークの伝送遅延の低減とセキュアなクラウド環境を提供する「ドコモオープンイノベーションクラウド」にも対応している。

 ワンストップでドコモが提供するソリューションの一つが、製造機器一括分析ソリューション「FAAP」。工場内の機器から現場データをクラウド上で収集、AI(人工知能)分析、フィードバックし、故障予知や画像検品自動化による生産性改善を図る。

 遠隔共同制作ソリューション「Virtual Design Atelier」では、ヘッドマウントディスプレイとコントローラで3Dデザインの共有や共同制作を遠隔拠点間で実現。

 そのほかにも5Gを通じて新たな価値を創出するソリューションを展開している。