2024.01.10 理研が感情次元に対応する表情動画のDBを開発 表情から感情次元をセンシングするAIへ

快不快と活性度で感情を表す表情の平均画像

 理化学研究所は、感情次元(感情が快不快と活性度の2次元で説明できるとする理論)に対応付けられ、さらに多角度と深度情報を備える表情動画のデータベース(DB)を開発した。関連商品の開発やメンタルヘルス改善に役立つと期待され、学術目的で公開する。表情から感情次元をセンシングするAI(人工知能)の開発につながりそうだ。

 理研情報統合本部ガーディアンロボットプロジェクト心理プロセス研究チームの難波修史客員研究員、佐藤弥チームリーダーら...  (つづく)