2024.01.12 【放送/機器総合特集】ケーブルテレビが「地域DXの担い手」に

地域BWAやローカル5Gなどの有線・無線ネットワークを提供

 現在、地域の大きな課題として、人口減少や高齢化といった問題を抱えている。こうした地域課題を解決する方法として、地域DXが期待されている。

 ケーブルテレビは「地域DXの担い手」として、地域の課題解決に貢献するケーブル事業の新たな挑戦に向けた取り組みを強化してきた。

 2021年6月に、日本ケーブルテレビ連盟(JCTA)を中心に、ケーブルテレビ業界が地域とともに成長し、さらなる発展を遂げるために「2030 ケーブルビジョン」を策定し、ケーブルテレビ事業者、機器メーカーなどはケーブルビジョンに沿って取り組みを行っている。

 ケーブルテレビ業界が担うべきミッションの下、放送やコンテンツ、ネットワーク、ワイヤレス、ID、サービス、ビジネスの6分野について「地域における情報メディア・プラットフォームになる」「地域の魅力を創出するコンテンツプロデューサーになる」「安全で信頼性の高い地域ナンバーワンネットワークを構築する」「地域MNOとして第5のモバイルキャリアを目指す」「ケーブルIDで地域経済圏を構築する」「地域DXの担い手になる」というアプローチを開始している。

 その中で、無線利活用戦略が目指す姿として、地域DXの基盤となる有線・無線ネットワークの提供を戦略の柱の一つに挙げており、昨年までを「地域BWA」と「ローカル5G」の集中整備期間と位置付け、全国展開を積極的に推進してきた。今年はキャリアにも開放されるともいわれている。

 地域BWAやローカル5Gなどの地域で利用できる無線システムを最大限活用し、地域DXの担い手として、デジタル田園都市国家構想への貢献を実現していく。

 地域BWAとローカル5Gは、業界統一コアで一体的に制御され、1枚のSIMで全てのワイヤレスネットワークに接続する。BtoC、BtoB、BtoGの地域のあらゆるニーズに対応し、地域BWAの音声対応や各地のワイヤレス網が相互接続を行うことによって、地域MNOとして第5のモバイルキャリアを目指す。