世界最大規模のテック関連見本市で、エレクトロニクス総合展の「CES 2024」が12日午後（日本時間13日）、閉幕したが、今回、特に出展者で目立ったのは、生成AIなども使って、SNSなどで情報拡散を図る取り組み。

　ある企業は画像技術を使い、生成AIで「映える」写真を作成して来場者にプレゼントし、それを拡散してもらおうと展開。別のある日本企業は、製品を開発担当者が解説する動画をブースで撮影し、サイトにアップ。別の企業はインフルエンサーを使っての情報発信を企画した。インスタグラムなどに動画をアップする企業も多数見られた。

　会場内の記念撮影ポイントになるような場所で、自社のグッズとの映り込みをしてもらうよう、来場者にお願いする米国担当者の姿もあった。「後で拡散してもらうように、との狙いです」(担当者)。

（後日の電波新聞／電波新聞デジタルで掲載予定です）