2020.04.03 新型コロナ、NECグループで初の感染者
NECは3日、情報システムの運用・保守サービスを手がける子会社、NECフィールディングの社員1人が新型コロナウイルスに感染したことが判明したと発表した。同社グループでの感染確認は初めて。
発表によると、感染したのは同社サポート拠点の一つ「WAKITA金沢ビル」(金沢市)に勤務する社員で、保健所の指導のもとで療養中。3月25日に発熱、一時復調したものの再び体調不良となり、翌月3日にPCR検査で陽性と判明した。
今後、社員が働くフロアの消毒を行うとともに、濃厚接触者と判定された社員に対して在宅勤務を指示する。
同社グループは社内外への感染の拡大抑止と社員の安全確保に努めるため、手洗いなどの基本的な感染予防策を推進。さらに、テレワークやリモート会議の積極活用のほか、健康管理の徹底も再度指示したいとしている。
(電波新聞紙面では4月6日付に掲載します)