2024.01.24 【ネプコンジャパン/オートモーティブワールド特集】ネプコンジャパン 品川商工 SFチューブ切断用ヒートカット工具を出展
品川商工の出展製品
品川商工は「ネプコンジャパン」の「電子部品・材料EXPO」に出展する。
同社は配線ならびに基板回りで使用できるワイヤリングアクセサリーの専門メーカーとして、創立64年を迎えた。創業時から電気・電子機器分野を中心とした配線資材や基板回りのパーツ開発に積極的に取り組み、顧客ニーズに対応。多様化するエレクトロニクス機器から自動車に至る幅広い市場向けに軽量化、作業の効率化に貢献するパーツ提案に力を入れている。
同展示会では、SFチューブなどの編組チューブ用切断工具の新製品「ヒートナイフSS」を初出展。ヒートナイフSSは昇温が早く熱安定性に優れるセラミックヒーターを搭載し、高温の独自刃先が編組チューブをスムーズに切断・溶着する。カット面がほつれず、きれいに仕上げることが可能。独自の刃先形状は2カ所の切断面を持つことから切断時の自由度が高く、従来品と比較しての本体軽量化により、連続作業でも疲れにくくカット作業の効率がアップ。併せて、約32%消費電力を抑えたことで省エネにも貢献する。
ネットプロテクターSSは自動車と自動二輪車用途に開発し、各種パイプやホースを摩擦から保護する耐摩耗性に優れた保護チューブ。編組構造のため、軽量でチューブ内の結露を防ぎ、屈曲性などで非常に優れている。指定長さで納入するカット仕上げ品は、独自技術による挿入部分(世界主要各国で知財権取得済み)が、装着時のほつれを防ぎスピード装着可能として好評を得ている。
同展示会では、カット仕上げ径のサイズ展開に関する技術を紹介。同社製品はいずれもRoHS指令対応品。再生可能エネルギー開発企業のニーズに応える製品の供給に取り組んでいる。