2024.01.24 【ネプコンジャパン/オートモーティブワールド特集】ネプコンジャパン FUJI 次世代実装機で近未来のSMTフロア提案

「AIMEXR」

 FUJIは「ネプコンジャパン」に出展し、進化する「FSF(FUJIスマートファクトリー)」の新プラットフォームに位置付ける次世代実装機NXTRによる近未来のSMTフロアの姿を提案する。

 新製品では、拡張型オールインワン装着機(実装機)の新製品「AIMEXR(エイメックスアール)」を出展する。

 NXTRはNXTR SモデルとNXTR Aモデルがある。NXTR Sモデルはリアルタイムセンシング実装をはじめ、装着動作の最適化や装着後チェックなど、QCDを高い水準で維持する新機能を搭載している。NXTR Aモデルは段取り換えや部材補給作業からオペレーターを開放するフィーダーの自動交換システムを搭載している。

 新製品のAIMEXRは、変種変量生産の要望に応える柔軟性と拡張性をコンセプトはそのままに、NPI(新製品導入)から大量生産まで、柔軟かつ安定した生産を実現する「オールラウンダー」を目指している。

 NXTRと共通の最新ヘッドを搭載し、各ヘッドは部品サイズの対応範囲が拡張されており、さまざまな基板生産に容易に対応する。進化したXYロボットにより、さらなる高速化を実現した。

 最新ヘッドとの組み合わせで実生産におけるスループット向上と高精度を両立したハイパフォーマンス実装を実現する。

 基板の反りや部品の状態を先進の機能で検知し、電子部品と基板へのストレスを最小にコントロールして装着する。

 ブースでは、開発を進めている電子基板の樹脂造形、回路形成、部品実装の3機能をオールインワンで実現するアディティブマニュファクチャリング工法を用いたエレクトロニクス3Dプリンター「FPM-Trinity」を実機展示する。