2024.01.24 【ネプコンジャパン/オートモーティブワールド特集】ネプコンジャパン ヤマハ発動機 SMTラインスマート化システム推進
小型高速モジュラー「YRM10」
ヤマハ発動機は「ネプコンジャパン」に出展する。
同社は表面実装機、SMDストレージ、印刷機、ディスペンサー、検査装置などSMT設備フルラインアップメーカーとして「1(ワン)STOP SMART SOLUTION」をコンセプトに、SMTラインのスマート化システム「インテリジェントファクトリー」を推進している。
同展示会では、デュアル生産に対応したプレミアム高効率モジュラー「YRM20DL」、プレミアム印刷機「YRP10」、基板検査機「YRi-V」の連結のデュアルレーン対応の同SOLUTIONを合わせて提案する。
3月発売予定の次世代小型高速モジュラー「YRM10」、3Dハイブリッド光学外観検査装置のハイエンド仕様モデル「YRi-V TypeHS」を出品する。
YRM10は高速性と汎用(はんよう)性を兼ね備え、コストパフォーマンスにも優れたエントリーモデル「YSM10」の後継機として開発。1ビーム1ヘッドクラス世界最速5万2000CPHの搭載能力を実現した。
ヘッド交換不要で高速性を維持し、0201(0.25×0.125ミリメートル)サイズの超小型チップ部品から中異型部品の高密度実装に対応。同時にプラスマイナス35マイクロメートル(Cpk≧1.0)の高い搭載精度を実現した。
YRi-V TypeHSは、2500万画素の高解像度カメラと最新の高性能CPU・GPUの採用により画像処理能力を大幅に高めた。分解能7マイクロメートル/5マイクロメートル仕様の高精細検査で同社従来比約1・6倍と、業界トップレベルの高速化を実現した。
さらに、高性能3Dラインレーザーを新たに搭載し、位相シフト法による3Dプロジェクター画像と組み合わせることで、鏡面部品や透明体部品の形状を正確に再現する。