2024.02.08 【抵抗器特集】帝国通信工業 可変抵抗器で抵抗式センサーに力

 帝国通信工業は、抵抗器をベースにした操作部パーツと、センシングデバイスというキーワードを強く意識した事業を展開する。

 可変抵抗器、半固定抵抗器、固定抵抗器といった個別抵抗器は高付加価値戦略を強化。

 その中で、可変抵抗器では、抵抗式センサーに注力し、ゲーム機やラジコン、ドローン、レンズ、そして車載や医療機器などの各種位置検出用途向けに、ロータリー、スライド、カーブといった抵抗式センサーをラインアップしている。

 ロータリータイプは、成形樹脂基板とすることで、従来品と比較して直線性のさらなる高精度化と耐リフロー性の向上を実現。スライドタイプは、薄型で軽やかな摺動(しゅうどう)フィーリングで素早い応答性の32ミリメートルストローク型をはじめ、リニアセンサーとして最適な12ミリメートルストローク型、100ミリメートルを超えるロングストロークのものまで幅広く対応可能とした。

 また、ベース基材をフィルムにすることで曲面に沿って滑らかにスライドする薄型のカーブスライドタイプも手掛け、顧客の取り付け性を向上しつつ高性能も実現している。

 固定抵抗器は、パワー回路向けに品ぞろえを充実。酸化金属皮膜抵抗器、電流検出用を含めたセメント充塡(じゅうてん)抵抗器、金属皮膜タイプのヒューズ抵抗器、巻線抵抗と温度ヒューズを一体化した温度ヒューズ抵抗器、誘導雷などの突入電流による回路ダメージを軽減する耐サージ抵抗器およびサージアブソーバー、カスタム対応が可能なバランス抵抗器(電力型)、給湯機、冬期の給湯機凍結に対応する凍結防止ヒーター抵抗器などを製造・販売する。

 各種センサーと抵抗器で、より多様化するニーズに貢献する。