2024.02.07 アイロボットの〝空気清浄特化〟 Klaara 密閉構造がカギ 花粉症に立ち向かう

密閉構造がカギのクラーラ

クラーラの正方形のフィルターボックスの断面クラーラの正方形のフィルターボックスの断面

 花粉シーズンが本格化し始め、空気清浄機の出番が増えている。ロボット掃除機「ルンバ」のアイロボットは、昨年10月に日本で先行販売を始めた空気清浄機「Klaara(クラーラ)p7 Pro」を活用した花粉対策を提案している。

 アイロボットジャパンが東京都内で5日、メディア向けに花粉症対策セミナーを開催した。

 クラーラは、アイロボット初の空気清浄機。国内で主流の加湿機能は付けず、空気清浄機能に特化。通常の空気清浄機に比べて倍以上の活性炭を搭載している。

 厚生労働省は、花粉症のセルフケアとして、原因となる花粉を体内に入れないことを推奨している。

 空気清浄機はパーツの継ぎ目から清浄前の空気が漏れがちだが、クラーラは継ぎ目がない密閉構造のため、花粉を含んだ空気が漏れにくいのが特徴だ。

 ロボット掃除機「ルンバ」と共通の「iRobot Home」アプリで連携し、空気と床の両面の清潔さをキープできる。

 1日から3月31日まで、クラーラを購入してから30日間全額返金保証する「花粉保証サービス」をアイロボット公式ストアで実施中。

 当日登壇した石井正則耳鼻科医は「東京では1月上旬に飛び始めている。このタイミングで準備しないと対策が間に合わない人もいる」と、早めの対策を訴えた。

 2、3月は受験シーズンでもある。花粉症対策の服薬によりパフォーマンス低下もあるという。

 (8日、電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)