2024.02.08 CEATECの開催概要決まる 10月、幕張メッセに最先端テック一堂に

公式サイトから

 国内最大級のテクノロジーイベント「CEATEC」の概要が8日、主催者のJEITA(電子情報技術産業協会)から発表された。毎年10月、幕張メッセで開かれる恒例イベント。今年は25周年に当たり、特別テーマ「Innovation for All」を掲げ、特別企画などを計画している。15日から出展申し込みを受け付ける。

 「経済発展と社会課題の解決を両立する『Society 5.0』の実現を目指し、あらゆる産業・業種の人と技術・情報が集い、『共創』によって未来を描く」を開催趣旨に掲げ、毎年10月に開催される。2000年の第1回以来、その時代の社会が直面する課題への解決策を示す羅針盤として、またテクノロジーの革新がもたらす未来社会を発信する場として歴史を積み重ねてきた。

 15日から出展者を募集する展示エリアは、General Exhibits(通常出展)、Special Exhibits(企画展示)の3パーク(パートナーズパーク、ネクストジェネレーションパーク、グローバルパーク)。

 CEATECエグゼクティブプロデューサーを務める鹿野清氏は「CEATECはデジタル産業を支える人たちと、デジタル技術を活用する人たちが一堂に会し、デジタル技術の発展ならびに社会実装はもとより、デジタル技術に親しみ、学び、共創する場を提供することで社会を豊かにすることを目指す、国内では唯一無二の『デジタルイノベーションの総合展』」と指摘。

 今年について「業界の垣根を越えたテクノロジーによる課題解決はもとより、次の時代を見据えたイノベーションを日本から全国へ、また世界へ発信したい。あらゆる産業・業種のフロントランナー企業/団体の参画を心からお待ちする」と期待している。

 CEATECは、米ラスベガスで毎年1月にあるCES同様、最先端のテクノロジーが一堂に会するイベント。世界的な展示会・見本市で「持続可能性」など社会課題対応が掲げられ、CESでは今年のテーマに「オール・オン(すべてが集まる)」と、業種の一段の多様化やインクルージョンが前面に出された。

 そんな流れの中、CEATECも「イノベーション・フォー・オール」を掲げ、「あらゆる産業・業種の人と技術・情報」が集うことを目指す。

 公式サイトは、 https://www.ceatec.com/