2024.02.09 家電量販5社の4~12月連結決算 季節家電不振で厳しい業績 ネット通販の強化と合わせ店舗生かす施策重要に
家電量販店大手5社の2024年3月期第3四半期(23年4~12月)連結決算が出そろい、全社とも厳しさをにじませる内容となった。暖冬の影響による販売不振といった季節要因に加え、サービス消費へのシフトや、物価高からくる節約志向も家電の消費を鈍らせた。こうした傾向は今後も続くことが予想されるため、ネット通販の強化と合わせ、来店したくなる、体験を軸としたリアル店舗の生かし方が各社は問われる。
増収はノジマと上新電機の2社。最終損益は... (つづく)