全店で営業時間短縮も

　ヨドバシカメラは、「マルチメディア横浜」（横浜市西区）に3月末まで勤務していたメーカーからの販売促進員の1人が、新型コロナウイルスに感染したことを明らかにした。

　同社では感染者が出たことを受け、売り場と同店における感染者の行動歴や濃厚接触者の調査を進めている。

　濃厚接触の可能性のある同店従業員や、同店に長時間滞在していたメーカーからの販売促進員に対し、9日から2週間の自宅待機指示・要請と、対象者の健康に関する経過を確認していく。

　マルチメディア横浜では、店舗の消毒作業を9日から開始。地下2階のレストランフロアを含め、全フロアを当分の間休業することも決めた。

　感染者は3月31日を最後に同店に来ていないが、4月1日に発熱の症状があり、2日に医療機関へ受診。その後4日にPCR検査を実施して7日に新型コロナウイルスの陽性反応が出た。

　またヨドバシは、10日から当面の間、全店で営業時間を短縮、午後7時閉店とした。10日からは新宿西口本店（東京都新宿区）のアウトレットコーナー、11日からはアウトレット京急川崎（川崎市川崎区）も臨時休業している。