大塚商会は、宮城県の仙台支店（仙台市宮城野区）に勤務する社員1人が新型コロナウイルスに感染していることを確認した。同社での感染者は2例目。

　社員は3月31日からの休暇中に発症。4月10日にPCR検査で陽性と判明した。現在、保健所の指導の下で治療。勤務先の支店フロアや関連施設は一時閉鎖し、消毒作業を実施した。濃厚接触した社員はいないという。

　7日にも、東京都内の本社ビル（千代田区）に勤める社員1人の感染を確認したと発表していた。今回の事態を受けて同社は、顧客と社員の安全を最優先に感染拡大の抑止に努めたいとしている。（電波新聞紙面では17日付に掲載します）