2020.04.16 ATRの音環境知能研究グループが人の音声区間を高精度に検出し顔の向きも推定できる独自手法を開発・提案
石井 グループリーダー
国際電気通信基礎技術研究所(ATR)の石黒浩特別研究所音環境知能研究グループは、環境内にいる人の音声区間を高精度に検出し、さらに音源および人の位置の推定結果に基づいて顔の向きも推定できる独自の手法を開発、提案している。複数のマイクロホンアレイ、レーザー距離センサーを組み合わせたセンサーネットワークを用いて音源および人の位置を推定し、誰が、いつ、どこで発話したかを判定する。現在、音源方向(方位角および仰角)の誤差1度という世界トップクラスの空間的分解... (つづく)