2024.02.21 半導体装置 底入れの兆し 昨年10~12月売上高、多くの企業が前四半期上回る

生成AI関連の需要拡大が続く半導体製造装置市場

 半導体製造装置各社の2023年10~12月期売上高は、多くが前年同期を下回ったが前四半期からは増加し、「底入れ」の兆しが見えてきた。生成AI(人工知能)需要の継続などを受け、各社は人材確保など生産体制拡充に注力する。(関連記事2面)

 国際半導体製造装置材料協会(SEMI)が今月発表した需要予測によると、23年のIC売上高は1~3月期を底に増加基調にあり、10~12月期は前年同期比10%増と成長に転じた。ファブ稼働率は24年1...  (つづく)