2024.02.28 【スマートエネルギーWEEK特集】ニチコン V2Hシステム新型を投入へ 発展型太陽光パワコンも

新型V2Hシステム「EVパワー・ステーション」

 ニチコンは、今春、V2Hシステム「EVパワー・ステーション」で大幅に小型、軽量化し、セパレート化することで設置自由度を高め、使いやすさを追求。実用域での電力変換時のロスを低減。停電時の自動起動機能を備えた第3世代の新型タイプを発売する予定。

 「発展型太陽光パワーコンディショナ」も今春発売予定。昼間の電気を太陽光発電で賄えるパワコン機能に加え、蓄電池と組み合わせたハイブリッド蓄電システムとして停電時の電力供給に使える。電動車があれば新型EVパワー・ステーションと連携し、電動車の電池を大容量蓄電池として活用できる。

 太陽電池、EV・PHVの電池、蓄電池を効率よく連携させ、太陽光で発電した電気を家庭で使用したり、蓄電したりするだけでなく、EVを走らせることができる「トライブリッド蓄電システム」は、連系出力5.9kW、自立出力5.9kVA、全負荷200V出力を標準仕様とし、大容量から小容量までの蓄電池容量品をそろえている。

 EV・PHV・FCVから電力を取り出し、緊急時や野外イベントなどで活用できる外部給電器「パワー・ムーバー」(出力4.5kW)、「パワー・ムーバーライト」(3.0kW)や、EV・PHV用急速充電器の小型・軽量・省スペースモデルの100kW(2口)、50kW(1口)出力器も販売している。

 太陽光発電とリチウムイオン電池を組み合わせた公共・産業用蓄電システムは、電力変換出力10~数百kW、蓄電池容量16~数百kWhを品ぞろえ。工場や事業所で太陽光発電に蓄電システムとEV充放電器を直流連携し、高効率送電を実現した「DCリンクV2X付き蓄電システム」は、令和5年度新エネ大賞の新エネルギー財団会長賞を受賞した。