ソフトバンクグループのSB C&Sは13日、4月1日付で新社長兼CEOに草川和哉副社長兼COO(最高執行責任者)が就任する人事を発表した。現社長兼CEOの溝口泰雄氏は代表取締役会長に就く。

　同社は、2014年4月にソフトバンクコマース&サービス(C&S)がソフトバンクBB(現ソフトバンク)から分社して誕生。ソフトバンクグループでIT流通ビジネスを展開し、営業利益は22年度まで12期連続で増益を達成している。

　社長交代について、同社は「設立から10年を迎える24年4月を最適なタイミングとして、分社以来経営をリードしてきた溝口氏から、事業責任者、取締役副社長 兼COOとして成長を支えてきた草川氏への交代を決めた」と説明した。溝口氏は今後、会長として草川氏をサポートするとともに、SB C&Sグループ全体の業務執行を統括するという。