2024.03.19 IHIなどがアンモニア燃焼技術の実証試験 台湾・大林発電所で経済性検証など

左から住友商事の北島誠二執行役員、台湾電力公司の鄭慶鴻副総経理、IHIの小澤幸久執行役員

 IHIは、台湾の公営電力会社・台湾電力公司(台湾電力)、住友商事と3社共同で、台湾電力が台湾南部の高雄市で所有する出力80万kW×2基の大林(ターリン)発電所における燃料アンモニアの経済性の検証やアンモニア燃焼技術の適用検討を行うための実証試験実施に向けた覚書を締結した。

 今回のFSは2025年末までの予定で、結果を踏まえて今後の実証に進む。30年末までにアンモニア燃焼5%以上を目指すとともに、将来的なアンモニア比率の拡大に...  (つづく)