2020.04.24 宇部興産「アビガン」の中間体を宇部ケミカル工場で製造・供給
アビガンの中間体などを製造する宇部興産の医薬品工場
宇部興産は、宇部ケミカル工場（山口県宇部市）内の医薬品工場において、富士フイルム富山化学が開発した抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠」（アビガン）の原薬主骨格を成す、重要な中間体の製造および供給を開始する。
アビガンは、現在世界でまん延する新型コロナウイルス感染症（COVID-19）に対する効果が期待されており、日本国政府も早期の同剤の治験および承認手続きと、国内における生産体制の構築を推進している。
