2020.04.28 石油関連プラント設備点検にテクノロジーの波 AIで配管の腐食診断、ドローン活用を法令で容認

ドローンの飛行試験が行われたタンク(提供=出光興産)

 国内のエネルギーを支える石油精製などのプラント点検作業にも、テクノロジー化の波が押し寄せている。

 老朽化や人手不足の問題が指摘される中で関心が高まるのは、AI(人工知能)やドローンを使った保安業務の合理化だ。

 石油施設特有のリスクを乗り越えつつ、データを最大限に活用する方法が模索され始めている。

 国内の製油所などでは高度成長期の60年代に建設された施設が多く、設備の高経年化やベテラン従業員の退職な...  (つづく)