2024.03.29 積水化学が太陽電池の実証実験 倉庫壁面にPSC設置

フィルム型ペロブスカイト太陽電池を倉庫壁面に設置

 積水化学工業、センコーグループホールディングス、センコー(大阪市北区)の3社は、倉庫の壁面にフィルム型ペロブスカイト太陽電池(PSC)を設置する実証実験を3月22日に始めた。センコー茨城支店茨城PDセンター(茨城県古河市)に合計16平方メートルのフィルム型PSCを6時間で設置した。

 軽量・柔軟なフィルム型PSCは従来のシリコン系太陽電池に比べビル壁面や耐荷重の小さな屋根、曲面に設置しやすい。

 積水化学は屋外耐久性10年相当、発電効率15.0%のフィルム型PSCを30センチメートル幅のロール・ツー・ロール製造プロセスで生産。2023年に大阪本社が入居する堂島関電ビル(大阪市北区)壁面に設置した。

 新たに工場や倉庫の壁面への設置方法も確立するため、脱炭素の取り組みに積極的な物流大手センコーグループと実験を始めた。今後は発電能力に加え耐候性、特に耐風性について1年かけ検証する。(電波新聞/電波新聞デジタルで後日詳報します)