2024.04.04 OKI、バリューチェーンのネットゼロ実現へ 環境ビジョンの目標改定

SBT認定取得目指す

 OKIは、中長期の環境目標を示した「OKIグループ環境ビジョン2030/2050」の温暖化防止の2050年度目標を改定した。社会課題の解決に貢献し「社会の大丈夫をつくっていく。」企業として、自社拠点を含むバリューチェーン全体のCO₂排出量実質ゼロを実現する「ネットゼロ」を目指す。

 同社は、「事業活動における環境負荷低減」をマテリアリティーに掲げ、温暖化防止などの取り組みを強化している。23年には環境ビジョンの30年度における温室効果ガス排出削減目標について、国際的なイニシアチブである「Science Based Targetsイニシアティブ(SBTi)」から、科学的知見と整合した水準であるとして認定(SBT認定)を受けた。

 今回の環境ビジョン改定では、50年度目標として自社拠点を含むバリューチェーン全体のネットゼロを実現することを掲げ、同長期目標についてもSBT認定取得を目指す。

 ネットゼロ目標について、現在SBTiから公式に認定されている国内企業は約30社にとどまっており、難易度の高い目標とされている。

 同社では、自社拠点における温暖化防止に向けた省エネや再エネの推進と調達先とのコミュニケーション強化、そして環境問題の解決に資するイノベーティブな製品やサービスの開発・提供によって、この目標を達成していく。

 SBTi WWF、CDP、世界資源研究所(WRI)、国連グローバル・コンパクトによる共同イニシアチブ。企業に対し、気候変動による世界の平均気温の上昇を、産業革命前と比べ1.5度に抑えるという目標に向けて、科学的知見と整合した削減目標を設定することを推進している。