2024.04.10 総菜盛り付け全ロボット化 日本惣菜協会とりまとめ 電機・小売りなど24社参画

マックスバリュ東海長泉工場では不定貫の和総菜を容器供給から自動計量ラベラーまで自動化することに成功した

 日本惣菜協会はこのほど、スーパーマーケットやコンビニエンスストア向けの総菜の製造現場において、特に人の手が必要となる盛り付け工程の全ロボット化を世界で初めて実現した。容器供給から計量まで、総菜をパック詰めする一連の工程を自動化する統合ラインや、崩れやすいすしなどの食材を適度な力で把持するロボットハンドなどの開発、現場実装に成功した。今後は現場で導入しやすい廉価版の実現を目指す。

 人材不足が深刻な製造業の中でも特に人手を必要と...  (つづく)