健康衣料品などを開発するTENTIAL(テンシャル、東京都中央区)は12日から順次、疲労回復などの効果が期待できる「リカバリーウェア」と呼ぶ衣類など2024年春夏の6種類を発売する。春夏モデルは昼夜問わず身体のコンディションを改善できるよう、衣類に加え、サンダルや寝具も製品群に加えた。

　発売するのは、豊島(名古屋市中区)が開発した温もりを保つ機能素材「SELFLAME(セルフレイム)」を使って身体のハリやコリを軽減するナイトウェア「BAKUNE(バクネ)」シリーズや日中に着用する機能性ウェア「MIGARU(ミガル)」シリーズの新モデルをはじめ、蒸れ感を軽減する寝具、リカバリーサンダルなどで、いずれも着用感と健康改善にこだわった。

　バクネの新モデルは男女問わずギフト用にも選びやすいタオル地の「パイル素材」を採用した。価格は上下ともに税込み1万1000円からとなる。16日からはシングルからクイーンサイズまでの肌掛けと寝具(同1万7000円から)を発売。ミガルシリーズは25日から3モデルを発売する。ライトニット(半袖)は同9900円から。5月中旬からはリカバリーサンダルストラップ(同1万1880円)を発売する予定だ。

　同日会見した中西祐太郎CEOは「不調による労働生産性は隠れた社会課題になっている。誰もが健康で前向きに、ポテンシャルを発揮できるようにしたい」と述べた。(電波新聞/電波新聞デジタルで後日詳報します)