2020.05.08 東大、熊本大など100万気圧東大、熊本大など、100万気圧、4000度の条件下で液体鉄の密度精密測定に成功
ダイヤモンドを用いた小型の高圧発生装置
東京大学は、熊本大学などとの研究グループで、大型放射光施設SPring-8を利用して、地球の液体金属コアの主成分である液体鉄の密度を、100万気圧4000度という、コアの環境とほぼ同じ超高圧高温の極限条件下で決定することに成功した。
地球の中心には固体金属の内核、その外側の液体金属の外核があり、共に超高圧高温下にある。従来、液体鉄の密度は観測される外核のそれよりもおよそ10%大きいとされてきた。しかし、過去に高圧下で行われた... (つづく)
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