2020.12.25 大型貨物ユニットの空力形状を開発JAXAとヤマトHD、航空輸送と陸上輸送 双方の作業効率化

「PUPA8801」の運用イメージ (©YHD/Future iNCITE!)。ヤマトHDが開発してきた物流電動垂直離着陸機用貨物ユニットPUPA(ピューパ)の一機種で、シリーズ中最大の搭載可能重量(約400キログラム)を実現

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)とヤマトホールディングス(YHD)は、「空」の領域を効果的に活用した新たな物流サービスの導入に向け、物流電動垂直離着陸機(物流eVTOL)への装着および地上輸送手段への搭載の両方が可能な、大型貨物ユニット「PUPA(ピューパ)8801」の空力形状を開発した。

 PUPA 8801は、航空/陸上輸送間の切り替えを合理化し、荷役作業といった物流フロー全体の時間と作業の最適化を達成するため、航空輸送と...  (つづく)