2024.05.09 SCREEN HD、3月期連結は業績が過去最高
SCREENホールディングスの2024年3月期連結決算は、売上高、利益いずれも過去最高を更新した。
主力の半導体製造装置事業(SPE)がファウンドリー向け、中国、北米向けが好調に推移し、売上高、営業利益ともに過去最高を更新。グラフィックアーツ機器事業(GA)も装置やリカーリングビジネスが伸長し、増収増益。過去最高の営業利益率を確保。ディスプレー製造装置・成膜装置事業(FT)、プリント基板関連機器事業(PE)の落ち込みをカバーした。
今期通期も全事業で増収を見込み増収増益を予想。売上高、営業利益は4期連続の過去最高更新予定。営業利益は初の1000億円乗せを予想。
また、2032年度売上高1兆円に向けて新中期3カ年経営計画「Value Up Further2026」(24~26年度)を発表。売上高3カ年累計1兆8000億円以上、営業利益率通算19%以上、ROIC15%以上、連結配当性向30%以上の財務目標を掲げた。