パナソニックは、省エネ性と快適性を進化させたルームエアコン「エオリア」LXシリーズ、Xシリーズ2024年度モデルの提案に力を入れる。

　電気代高騰を背景に高まる省エネニーズに対応し、排熱有効活用により温度・湿度をキープしながら省エネを可能とした「エネチャージ快湿制御」を搭載。室外機のコンプレッサーの回転数を抑えた「エコインバーター制御」による低速冷房運転と合わせ、快適性を損なわず最大約15％の省エネを実現する。

　通常の「冷房」と、「しっとり冷房」を好みに合わせ選択でき、湿度を高めにコントロールすることで、冷房による乾燥や冷えを抑え、消費電力量約15％の省エネを実現する。

　進化した「AI快適おまかせ」では、同社が蓄積したユーザーデータから最適な温度を導く独自のアルゴリズムを構築し、ワンボタンでその時の環境に応じた運転モードだけでなく、快適な温度までも自動で設定が可能になった。

　加えて、室外の環境の変化に合わせ、常に快適な温度に自動で調整。「エオリア　アプリ」なら運転状況も確認できる。

　「AI快適エコナビ」設定時は、人の不在を検知したら自動で節電運転となり、人が戻ったら元のパワーになる不在節電運転となるほか、約3時間たっても人が戻らない場合は、自動で運転をオフする。

　新たに、オートオフ機能で運転停止しても、人が戻って来たら自動で運転オンが可能になるオートオン機能にも対応した。

　さらに、ナノイーXと除湿制御による、空間脱臭機能「においケア」も進化した。清潔性にも配慮し、カビ菌を除菌するナノイーX内部クリーンや、フィルターお掃除ロボットも搭載。フィルターの目詰まりによる無駄な電力消費を約25％（暖房時）カットする。

　LXシリーズには好評の加湿・換気機能も引き続き搭載する。