2024.05.16 主要家電量販店の24年3月期連結決算、国内市場低迷で苦戦 今期はECとリフォームを強化

 主要家電量販店の2024年3月期(23年4月~24年3月)連結決算は、アフターコロナの外出の拡大などでテレビをはじめ家電への支出が減るとともに、暖冬の影響で季節家電が伸び悩んだところが多かった。各社は店頭での家電販売に加え、EC(電子商取引)の強化やサービスの拡充で収益の拡大に取り組むほか、リフォームなど家電から派生する家に関する商材を増やしている。25年3月期は、各社とも家電の回復と周辺事業の強化で増収増益を目指す。

 決算...  (つづく)