2020.05.18 丸文、減収・赤字 3月期連結

 丸文の20年3月期連結決算は、デバイス事業は民生機器向け半導体が増加したものの、通信機器や産業機器向け、自動車向け半導体の減少や18年10月1日付でサムスン電子製品の販売事業の譲渡などにより減収。システム事業は、情報通信機器の需要が増加し、医用機器も堅調だったが、産業機器組込み用のコンピュータや電子部品の組立検査装置、人工衛星向け高信頼性部品の需要が減少したことで減収となった。

 利益面では売上高の減少要因に加え、上期の円高進...  (つづく)